今回は「交際していた彼女が婚活パーティーに通っていたと知り、裏切られた気持ちで別れを決断した」という30歳の藤田達也さん(仮名)にお話を伺いました。
恋愛において信頼は大切ですが、ふとしたきっかけでその信頼が崩れる瞬間が訪れることもありますよね。
結婚を意識し始めた矢先に、相手が水面下で別の可能性を探していたと知ったときのショックは計り知れないものだったでしょう。
この記事では、達也さんがどのように彼女と出会い、交際を続け、そして婚活パーティー通いを知った経緯と、その後の心境の変化を詳しくお伝えします。
失恋後の気持ちの整理や、次の恋愛に向けた考え方についても話を聞きました。

この記事を読んで気持ちを整理するきっかけになれば嬉しいです!
彼女との出会いと交際の始まり
――まず、彼女との出会いについて教えていただけますか?
「彼女とは合コンで知り合いました。友人が開いた飲み会でたまたま隣の席になって、趣味の話で盛り上がったのがきっかけですね。そのときから話しやすくて、一緒にいると楽しいなと思いました」
――交際に発展したのはどんな流れでしたか?
「合コンのあと、すぐに彼女から連絡が来て、二人で食事に行くようになったんです。会話のテンポも合うし、お互い結婚も視野に入れた恋愛をしたいと思っていたので、自然とお付き合いに発展しました」
――付き合い始めてからの関係はどうでしたか?
「最初の半年くらいは順調でした。週に1〜2回は会って、休みの日には一緒に出かけたり、お互いの家でまったりしたりしていました。結婚の話もなんとなく出るようになってきて、『このままいけば、将来的には結婚するのかな』と思っていました」
交際中の関係と結婚を意識した瞬間
――彼女とは結婚についてどんな話をしていましたか?
「付き合って半年を過ぎた頃、将来について少しずつ話すようになりました。彼女は『30代のうちには結婚したい』と言っていたし、僕も同じ気持ちだったので、結婚に向けて具体的に考え始めたところでした」
――その時点で、彼女に対して違和感はありましたか?
「いや、特に感じていませんでした。むしろ、将来について真剣に考えてくれているんだなと思っていました。でも、今思えば、彼女はあまり結婚の話を具体的に進めようとはしていなかったんですよね。僕が『そろそろ親にも紹介しようか?』って言っても、『もうちょっと待って』と言われることが多かったです」
彼女の態度の変化と違和感
――彼女の態度が変わったのはいつ頃でしたか?
「付き合って1年が経つ頃ですね。それまでの彼女は『次の休みどこ行こうか?』とか積極的に予定を立てるタイプだったんですが、だんだん『その日は予定がある』『ちょっと忙しいかも』と言うことが増えてきました。最初は仕事が忙しいのかなと思っていたんですが、何となく違和感は感じていました」
――それでも疑うことはなかったんですね
「そうですね。まさか、婚活パーティーに通っているなんて思いもしなかったです。彼女はどちらかというと誠実なタイプに見えていたので」
婚活パーティー通いが発覚した瞬間
――彼女が婚活パーティーに通っていたと知ったのは、どんなきっかけでしたか?
「友人からの偶然の情報でした。ある日、友人と飲んでいたときに『この前、婚活パーティーに参加したら、達也の彼女にそっくりな人がいた』と言われたんです。最初は冗談だろうと思っていましたが、聞けば聞くほど特徴が一致していて、嫌な予感がしました」
――それを聞いて、どんな気持ちでしたか?
「一瞬、頭が真っ白になりました。『まさか彼女が…?』と思いましたが、信じたくなくて、でも確かめないと落ち着かなくて、その日のうちに彼女に問い詰めることにしました」
彼女を問い詰めたときの反応と本音
――彼女に直接聞いたんですね
「はい。翌日、彼女に会ったときに、『友達から聞いたんだけど、最近婚活パーティーに行ってる?』とストレートに聞きました」
――彼女の反応は?
「最初は『え?』と驚いた顔をしていましたが、すぐに目をそらして『ちょっとだけね…』と認めました。そのとき、もう何も言葉が出てこなかったです」
――理由は何だったんですか?
「彼女は『結婚を考えるなら、いろんな人と比較してみたかった』と言いました。僕のことが嫌いになったわけではないけど、もっといい人がいるかもしれないと思っていたみたいです」
別れを決断した瞬間とその後のやりとり
――その言葉を聞いて、どうしましたか?
「その瞬間、『ああ、もう無理だな』と思いました。信頼できない人と結婚なんて考えられないし、そもそも僕が選ばれるかどうかを天秤にかけられていたんだと思うと、プライドがズタズタになりました」
――最終的にどうやって別れましたか?
「その場で『もういいよ』と言って、彼女の前を去りました。彼女は『待って』と言っていましたが、振り返る気にはなれなかったです。それから一切連絡は取っていません」
まとめ
達也さんの経験は、交際中の信頼がいかに大切かを考えさせられるものでした。
相手が結婚を真剣に考えていると思っていても、実際は別の未来を模索している場合もあるのが現実です。
この出来事を通して、達也さんは「信頼できる相手と結婚を考えたい」と強く思うようになったそうです。

あなたがこの記事を読んで、自分の気持ちと向き合うきっかけになれば嬉しいです!