今回は「修学旅行中に彼氏から突然別れを告げられた」という、18歳の中村真由さん(仮名)にお話を伺いました。
楽しいはずの旅行の最中に、思いもよらない別れを経験するのは、どんなに辛いものだったでしょうか。
旅行という限られた空間の中で、突然の別れに直面するのは、逃げ場がなく気持ちの整理も難しい状況ですよね。
真由さんがどのように彼と出会い、交際し、そして修学旅行中に別れを経験したのか。また、その後どのように気持ちを整理し、新しい一歩を踏み出したのかを詳しくお伝えします。
あなたが同じような経験をしていたら、この記事を読んで、少しでも心が軽くなることを願っています!
彼氏との出会いと交際の始まり
――まず、彼氏との出会いについて教えていただけますか?
「彼とは高校2年のときにクラスが一緒になって、それがきっかけで仲良くなりました。最初は友達グループでよく話すくらいだったんですが、気づいたら自然と二人でいることが増えていきました。彼はすごく優しくて、面白くて、一緒にいると楽しい人でした」
――交際を始めたきっかけは何だったんですか?
「文化祭の準備を一緒にしているときに、彼から『好きだよ』って言われたんです。私は正直、びっくりしました。でも、そのとき私も彼のことを好きになっていたので、すごく嬉しくて、すぐにOKしました。それから付き合うようになりました」
――付き合い始めた頃はどんな感じでしたか?
「毎日が楽しくて、本当に幸せでした。放課後に一緒に帰ったり、LINEで夜遅くまで話したり、テスト前は一緒に勉強したり、何をしてても彼といるだけで安心できる関係でした」
修学旅行前の二人の関係
――修学旅行前は二人の関係はどうでしたか?
「付き合って1年くらい経っていたので、ちょっとマンネリ化している感じはありました。でも、特に大きな喧嘩をしたわけでもなく、普通に仲は良かったです。修学旅行も『一緒に楽しもうね』って言っていたし、まさかそこで別れるなんて考えてもいなかったです」
――何か違和感を感じたことはありましたか?
「今思えば、修学旅行の直前に彼が少しそっけなくなった気がします。LINEの返信が遅くなったり、学校でもあまり話しかけてこなくなったりしていました。でも、旅行の準備で忙しいのかなって深く考えませんでした」
修学旅行中の彼の態度の変化
――修学旅行中に、彼の態度に変化はありましたか?
「旅行が始まってからも、彼はなんとなく距離を置いている感じがありました。一緒に行動する時間も少なくなって、私が話しかけても短く返事をするだけでした。でも、旅行中は友達と一緒にいることも多いので、気のせいかなと思っていました」
――その時点で何か不安はありましたか?
「少しはありました。でも、『旅行中だからテンションが違うのかな』くらいに考えていました。まさか、別れ話をされるなんて思ってもいなかったです」
別れを告げられた日の出来事
――彼が別れを切り出したのはどんな場面でしたか?
「修学旅行の3日目の夜、自由時間の後に『ちょっと話したい』って言われました。みんなが部屋に戻る時間だったので、廊下の端っこで二人で話しました。そこで、彼が『ごめん、もう別れよう』って言ってきたんです」
――その言葉を聞いたとき、どう感じましたか?
「本当に意味がわからなくて、『え?どういうこと?』って何度も聞き返しました。でも彼は、『最近、恋人として見れなくなってきた』とか、『このまま付き合い続けるのは違うと思う』みたいなことを言いました。その瞬間、頭が真っ白になりました」
旅行中の辛い時間と感情の変化
――別れを告げられた後、旅行中はどう過ごしていましたか?
「とにかく辛かったです。みんなと楽しく過ごしたいのに、心の中ではずっと別れのことを考えていました。彼とは同じ班だったので、行動がかぶることも多くて、顔を合わせるたびに胸が締めつけられるような気持ちになりました」
――友達には相談しましたか?
「すぐに親友に話しました。そしたら、『なんで旅行中にそんなこと言うの!?』って一緒に怒ってくれて、それがすごく救いになりました。友達がそばにいてくれたおかげで、なんとか旅行を乗り切ることができました」
帰宅後の気持ちと日常の変化
――修学旅行から帰ってきた後、どんな気持ちでしたか?
「家に帰った瞬間、全部の感情が溢れて大泣きしました。旅行中はなんとか気丈に振る舞っていたけど、家に帰ったらもう隠す必要もないし、全部受け止めるしかなかったです」
――学校生活にはどんな影響がありましたか?
「学校ではなるべく普通に過ごしていました。でも、廊下で彼とすれ違うたびに胸が痛くなりました。クラスメイトも気を遣ってくれていたけど、それも逆にしんどかったです」
彼の本当の気持ちと別れの理由を考えた日々
――別れの理由について、どう考えましたか?
「彼の言葉を何度も思い返してみました。でも、結局答えは出ませんでした。もしかしたら、彼の気持ちが冷めていたのに、修学旅行まで言い出せなかっただけなのかもしれません」
――自分なりに納得できた瞬間はありましたか?
「時間が経つにつれて、『私がどう頑張っても、彼の気持ちを変えることはできなかった』って思えるようになりました」
失恋から学んだことと次の恋愛への考え方
――この経験を通して学んだことはありますか?
「自分を大切にすることが一番大事だと思いました。それと、どんなに相手を大事にしていても、恋愛には終わりがくることもあるんだなって。次はもっと自分の気持ちを大切にできる恋愛をしたいと思いました」
まとめ
真由さんの経験は、恋愛の終わりがどれだけ突然訪れるかを実感させられるものでした。
失恋の傷はすぐには癒えませんが、時間と周囲の支えがあれば、少しずつ前に進むことができます。
この記事を読んで、自分を責めすぎず、次の一歩を踏み出せるようになることを願っています!